御題茶碗
1965年の御題「鳥」にちなんだ黒楽茶碗で、金の千鳥（チドリ）が舞う姿が描かれており、まさに御題茶碗らしい雅趣と象徴性を備えています。
箱書にある「和楽造」という銘および花押の和楽の白抜き印が押されているのは、当時（昭和40年）の当主・川崎和楽（川崎信蔵）による制作と考えられます（息子7代目との共同制作という説も）

本作品：和楽窯の作品は数多いですが、御題の鳥にちなんで描かれた象徴的な図形の千鳥２羽が海の波しふきに戯れるかのように飛ぶ姿を黒楽焼・金彩技法によって描かれた吉祥の象徴です。1965年（昭和40年）にさかのぼる貴重でレアな作品です

入手経路：60年前に千宗室の神戸地区高弟が裏千家・淡交会から買い求めたものです。我が家にその後贈られた逸品です。
以来大切に保管していましたので新品同様のかがやきを保っています

価格：現在ネット市場では54000円で販売されています。当作品は大幅に安くさせていただいています

サイズ：口径11.4㎝　高さ8㎝

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